顧客からMRの本質を求められるが会社からの評価はそこではない。
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生活習慣病の薬剤担当など同じエリアに大量に担当MRがいた時代がありましたね。
私もその当時にMRになったのですが、ちょうどMRの仕事スタイルが変化し始めていた時期でもあったと思います。
1日に多額の飲食をすることがありましたが、その時が最後だったと思います。
最近では規制が厳しくなったのでそんな経験をすることは普通は絶対にないと思います。
私はこの変化は当たり前であり、接待などで多額のお金を使うというやり方は反対ですし、そんなことで売上が決まるのはあってはいけないと思っています。
最近の製薬業界の現状
しかし、最近は規制がいきすぎてはいませんか?
人間として生活していく中での社会的儀礼というものや、人としてこのくらいのことは協力してあげたいという当たり前のことも厳しく規制されて何もかもコンプライアンス違反といわれてしまいます。
ただし、これも、「今までやりすぎた」ということが原因の一つではありますよね。
そもそも信頼がないからここまで規制させれてしまうのでしょう。
ひとりひとりを見たらまじめで医療関係者や患者さんのことを考えている人はたくさんいますし、倫理観の高い人たちはたくさんいます。
しかし、一部のそうでない人たちがやってしまったこと、そしてそれを見て見ぬふりをしてきた人や会社の存在によって信用がなくなってしまっています。
その結果もあって社会的にも厳しい目を向けられてそれを意識した顧客からも規制が厳しくなっています。
最近では訪問規制が厳しくなり、MRが薬剤の紹介をできる機会も減っていませんか?
そうなると会社からの監視の目というのも厳しくなっていきます。
いや、監視というかほとんと無意味な縛りが多くなっていると思います。
顧客にとってはほとんど役に立たないことをやるように指示をされ、それをやらないと厳しく指導され、会社にとっていらないMR扱いをされる。
真面目にMRとして活動している人たちにとっては悲しい事態です。しかしこれが現実です。
患者さんのためにほんとうに薬剤情報を集めていて、MRからの資料や情報を求めている医療関係者の人っていますよね。
そういう人は本当に真剣で、そういう人に接するとMRとしてやりがいをとても感じます。
でもその医療関係者の希望に応えることで会社からは評価されないんです。
変な話ですよね?
いずれこういう現状は医療機関や社会からの要望で改善していくのではないかと思います。
しかし、改善されていくまでに多くのMRは会社を辞めて(実質的には辞めさせられて)いなくなっていくと考えています。
最近では大手製薬会社の人員削減のニュースがありますが、そこで退職していく人は必ずしも業務の本質的な内容を評価されてではない場合も多いと思います。
しっかりした会社であればMRとしての業務内容をしっかり評価している可能性もありますが、あなたの会社はどうでしょうか?そういう自信はありますか?
(嘘の)訪問記録をしっかりと(形だけ)入力していることを評価される会社じゃありませんか?
真面目に患者さんや医療機関のことをさらに言えば社会のことを考えて良かれと思って仕事に専念していたとしても、会社からきられるときはきられてしまいます。
だったら普段の仕事に支障をきたさない程度で副業など、今後の準備をしていくべきだと私は思います。
まとめ
一般的には顧客のことを考えて活動することで売り上げが上がり評価をされるということがあります。
しかし現在の製薬業界の現状を考えると既に医療機関からあまり必要となくなっている場合もあるし思ったような情報提供ができないという現実があります。
それに加えて、顧客のことを考えた営業スタイルが会社の評価を受けることもない。
さらに会社は人員を削減したがっている。
真面目に仕事をする人が報われないかもしれないのであれば、会社からどんな扱いを受けても怯えなくていいように、今から副業などで準備をしておくべきだと思います。
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